アイスクリームと獅子

アイスクリームと獅子

lionなのはわかっているよ

感想

文庫『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

およそ三年前に読んでエグい泣き方をした本が、加筆されて文庫になったので、買って、読みました。加筆分を読んだ。単行本を自分で持っている本の文庫版を買うのはこれが初めてです。そんなのはどうでもいい。この文章は、この本を読んだ人向けです。若林さ…

心が動いたWeb漫画

『せんぱいは男の子』 トランスジェンダーの幼馴染みと一緒にいるために、普通でいたい、という強固な気持ちを取っ払って、ピアスを開けたりゅーじの過去の話。バスの中で読んでたのだが危うく泣きそうになって堪えた。なんでだろうなあ。 普通でいたい、目…

考えねばならぬ

金魚王国の崩壊を読み考えねばならぬと強く思った。 よく生きねばならない?なぜか…?消極的功利主義…人類はいないほうがいい。ペシミズム…生まれないほうがよかった…反出生主義…反論できるのか…?ペシミズムはよく生きるということを考えているのだろうか?…

刹那的に

人生ってそういうもんだよなあ…って、思った。 凪のお暇をアマプラで全話見て。 人生ってそういうもんだよなあ…って人生をわかったように若造が通る。人と人は出会って分かれてっていう繰り返し。 もっと刹那的に生きていきたい。 いつかくるお別れを育てて…

140字以上

松永さんのエッセイを読んだ。 ラジオでの全開トークを聴いているような感覚で前半部分をニヤニヤしながら読んでいた。しかし読み進めるうちに、こちらにもやもやと湧き上がってゆく違和感。これ、松永さんにも言えちゃわない?を自分自身で回収し、the1回目…

ユルくやる

本を読み、文を書き、勉強し、考え、たまに絵を描いたりゲームをしたりを繰り返している。中学のときってこうだったよなと思う。そしてこれが自分らしいと思えてきさえする。 なんか生き急いでいたよな。LINE漫画を読むにも、速くスクロールして未読をなくさ…

情報は取りに行くスタイル

去年、友達と車でニューアコっていうフェスに行ったときに、山の中にどんどん入っていって、景色が綺麗だなと思ったので、「PS4みたい!」と興奮したら、友達に総ツッコミを受けた。 先日の佐久間宣行のオールナイトニッポン0を聴いていたら、ゲームの映像…

最近?のどうでもいい話

以前更新してから一か月以上も経ってしまった。 ブログの下書きには書こうと思っていたことが箇条書きで羅列されていて、ずいぶん前だなー!と思う。RADWIMPSがサブスク解禁されたよね。いつの話だよ。嬉しい。いつの感情だよ。 これで君の名は。の曲も天気…

4/10-4/17の日記

4/10 有吉の壁を観た。GYAOで観たのだが、creepy nutsのくだりがカットされていて残念だった。 宮下草薙の引いても引いても恋みくじが凶、というネタ、めちゃ良かった。コンクリの地面に散らばった恋みくじの凶。短歌になりそう。 かが屋の令和忍者、「キャ…

固執を手放す(趣味について)

運動不足だ。 3日前、久しぶりに外へ出た。駅まで自転車で行って帰って来た(駅までは15分、帰りは登り坂だらけ)のだが、その日から腰のあたりが痛いような痛くないような感覚に襲われている。 流石にやばい。 流石にやばいので、なんとなく柔軟運動をしてい…

ここ最近の話

オードリーの若林さんは、ダ・ヴィンチでの連載エッセイの最終回でこんなことを書いていた。 人間は内ではなく外に向かって生きた方が良いということを全身で理解できた。教訓めいたことでもなくて、内(自意識)ではなく外に大事なものを作った方が人生はイー…

THE MANZAI2019

2019年11月29日、ベッドの上で何やらTwitterがざわついていた。アンタッチャブルが復活したのだ。 アンタッチャブル復活はお笑いファン全員待ってた。と、お笑いファンなりたての私が、その喜びを大きな主語と分かちあいたい気持ちを許してほしい。 青春高校…

トリプルファイヤー アルティメットパーティー7-1

アルティメットパーティー7-1まで来ました…。マリオだったら結構最後の方。 未来はまだ来ないと叫んでいる吉田は相変わらずで、私もそのスタンスで生きていられたらどんだけ良いんだろうなどと思った。吉田は最高だ。 まだ始まってもないらしい。 そうだよな…

恵比寿

犬も食わない、みにいった。レポは禁止されてるので思ったことだけちょっと書くけど、なんかメンヘラっぽいなあ、、、と書くのをやめようかと思ったが、書いちゃおう。若林さんが生きてんならちょっと生きてよっかなって思えるってやっぱりめっちゃめちゃメ…

空の青さを知る人よ ネタバレ

しんのとあおいが空を飛び、慎之介がそれを見て「飛んでんじゃねえか!」「タクシーもねえじゃねえか!」と言って必死に追いかける。 そのシーンを見て私は席で静かに爆笑していた。 だが、私が笑っていたのは、「急にファンタジーだな笑」みたいなことでも…

塩田明彦 さよならくちびる ネタバレ感想

三人の物語だった。 ハルとレオとシマの。 誰かの物語ではなくて、この三人の物語だった。 ハルとレオはかつて、お互いがお互いを求めていたんだろうと思う。 だけれどその思いは、どちらの思いも報われることはなかった。 ハルにとってのレオと、レオにとっ…

最近聴いた音楽2019-3

MONO NO AWARE -井戸育ち MVがひたすらノスタルジックな、フィルムカメラのような映像を映し出して、イントロが盛り上がってゆき放たれる「凱旋門の下でも鬼ごっこは可らしい」というラインの素晴らしさよ。 サビの韻の踏み方が気持ちいい。 東京育ちのあの…

「すべてが可能な私の家で」

クリスタルガイザー(水)のキャップってすごく小さいよね。あとボトルがいろはす(水)ぐらいやわらかい。クリスタルガイザーなんだね、クリスタルカイザーだと今の今まで思っていた。水は、硬水の方が好きだ。 羊文学を歌っていると歌詞の鋭さに泣いてしまいそ…

トイストーリー4ネタバレ感想

彼女は大丈夫だ クライマックスシーン、バズがウッディに言うセリフである。*1 彼女はボーのことではなかった。 再度バズは言う。 「ボニーは大丈夫だ」 と。大丈夫、という言葉に、本当に最近よく出会うな、ということを考える。 天気の子のクライマックス…

Step

気が合う人が少ないのは、私自身のせいではなくて世界のせいだと思っている。 世の中はあんまり考えない人で溢れているから。私が考える性格なことも、それが少数派であることも、自分の努力でどうにかなった話ではないし、むしろ多数派の人間の無努力によっ…

君の名は。はハッピーエンドなのか

最初に観たときから三年が経ったが、なぜかその時から年月が経つほど、この映画を観る時のしんどさが増している。 この間久しぶりに観たとき、私はもうずっとしんどくてしんどくて、仕方なかった。 観るのに体力が必要なのだ。夢灯篭が一番しんどい。なぜだ…

万引き家族 雑感

幸せが壊されてゆく。 万引き家族を観ながら、何度かグッと泣きそうになるのをこらえていた。泣くのは何かが違うと思った。ここに描かれているのはどこかで今も起きていることなのかもしれない。かもしれない、としか言えない自分の知識のなさで、泣くのは何…

天気の子 感想

ネタバレ注意。 映画館で天気の子の予告編を観たときに、あまりの美しさに涙が出てきた。 天気の子、めちゃめちゃハードルあがっちゃってるじゃんと思っていたけれど、個人的には君の名は。より好き。 1200円じゃ安すぎませんか、と思った映画は初めてだった…

7/23 セブンルール 立川こはる

男社会の中で生きてゆく。 女には落語は向いていないと言われながらも、原稿用紙40枚以上に想いをしたためて談春の弟子になった立川こはるのセブンルール。女性とか男性とか、日本人とかアメリカ人とか、そういうアイデンティティで評価される世の中に疑問を…

7/24 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

オークラさんがゲストで出演した回が最高すぎたので書いておく。 ドリームエンタメレディオだと初回でセルフプロモーションした言葉を、佐久間さんのANNを聴くたびに思い出す。体現されている。殊に今週の、ダッチワイフ職人といじられながらゲスト出演した…

羊文学について書きたい。

羊文学は、モラトリアムを過ごす私たちの代弁者だ、なんて言ったら傲慢だろうか。 青春時代が終われば 私たち 生きてる意味がないわドラマ 羊文学 "ドラマ"(Official Music Video) - YouTubeもうすぐ、モラトリアムが終わる。終わりそうになって初めて、モ…

山ちゃんおめでとうございます

山里亮太結婚は幸せでしかなかった。 どうしてだろう、だれかの結婚などいつもどうでも良いと思うことすらないくらい興味がないのに、山ちゃんが結婚したという情報が並びに並ぶツイッターだのワイドショーに心が踊ったのは。 私自身、自分が結婚できないく…

中村佳穂について書きたい

呼吸の仕方すら忘れてしまう夜がたしかにある。 音楽がワイドショーで特集されると、「〇〇も絶賛!」といったわかりやすいパッケージに詰めて、音楽を圧縮しているような気がする。 そんな言葉には騙されないぞと思いながら聴いていたら、ああ、この音楽は…

鈴木敏夫とジブリ展

に、行きました。 鈴木敏夫の書によって、日本文学とか漢文学の中の一節が現代に蘇る。 言葉を愛していることがその手から伝わってきた。 書の道を抜けてカーテンの向こうに行くと、漫画の月刊誌やら鈴木敏夫の卒論の原稿やら寺山修司の詩やらが本棚に並べら…

いとうせいこう『今夜、笑いの数を数えましょう』雑感

第二夜までは全然知らない人が全然知らない時代の全然知らないものを語っていたので、不勉強の私はあまり面白くなかったのだが、第三夜バカリズムから一気に面白くなって、ずっとウンウンウンウンうなづいて「面白いなあ」と呟きながら読んでいた。 久々の本…