あー楽しかった!!!!!!!
M-1グランプリ2024、楽しすぎました!!
若林さんと石田さんが審査員に加わったことで、M-1グランプリ2008年への思い入れが強い私は勝手に同窓会のような気分にもなり。
審査員の寸評もファイナリストのネタも、全部が見逃せない、いつもの最高のM-1グランプリでした。
若林さん、漫才の革命児だったんですね。知らなかったです。
令和ロマンがトップバッターになったとき、もう今田さんがリアクションバレバレすぎて、発表される前に「え?!令和ロマン!?」って言ったよ。やはりそうでうわマジか!?とテンションが上がる。ハイスタのcan’t help falling in loveが流れ、令和ロマン紹介V、競り上がりに加えられた豪華すぎる演出からくるまの「終わらせましょう」。テレビ見てこんな興奮することない。阿部一二三、持ちすぎている。
ここのくるまのツカミについて、トップバッターであることから可愛げがあったと打ち上げで村上さんが言っていた。そうだなあと思った。流石に令和ロマンがトップバッターではないだろうと思っていたし、彼らもまさかのという驚きのなかで登場している彼らを、素直に頑張れ!!と思ってしまうのだ。そしてその期待に応えるように去年より面白いんだが!?という強すぎるネタを披露する。かっこよすぎる。
塙さんが「みんなでくるまというボケを倒す」と言ったとき、私の中でいよいよ、2024年のM-1グランプリが幕を開けた。
流石にトップバッターで二連覇は難しいか?と思った。バッテリィズがネタを披露した時、令和ロマンの漫才や連覇してくれと思っていた気持ちを忘れた。得点が令和ロマンより高くついていった時、久しぶりにあんなにワクワクした。令和ロマンという賢い人間を倒すのは愛すべきバカなのか!?という美しいストーリーに心が躍った。エバースが終わった時、このままだと令和ロマン4位に沈むか…⁉︎とも思った。真空ジェシカの最終が面白すぎた時、これは令和ロマン厳しいかもと思った。最終決戦が3組とも全部面白すぎで終わった時、本当に誰が優勝するかわからないと思った。
令和ロマン、ずっと設定がいけ好かないのに、魅力がそれを上回り、好きになっちゃうタイプのキャラクターなのだ。それは天がそのように差し向け、それに応えるように二人が振る舞えるからで、彼らの魅力以外の何物でもない。
二連覇が決まった時にくるまが本当に嬉しそうにしていたことが印象的だった。彼の、「なんだかよくわからないけれどうまくいってしまう」という属性にどことなく共感を覚えているからだろうか。令和ロマンが二連覇したことに対して、感慨なのか、愛情なのか、感謝なのか、なんなのかわからない、今まで感じたことのない感情が湧き上がった。
こんなことを思う。こんなことを思うのは初めてだ。令和ロマン、漫才師としてこの世に生まれてきてくれて、本当にありがとう。
総評はそんな感じです。
しかし、令和ロマンという漫才師はM-1グランプリが生み出した到達点という感じもする。この20回の節目で前人未到の二連覇という偉業を成し遂げて、来年からのM-1グランプリはほんと、どうなっちゃうんだ〜!?といういらない心配もしてしまいますね。
M-1グランプリは私にとって生きる理由の一つだから。ずっと面白くなり続けていてくれ。