本
今月読了できた本は『推し、燃ゆ』のみ。
ちょこちょこ雑誌を買い少しずつつまんだ。
『推し、燃ゆ』
読みやすかったので1時間程度で読み終わってしまった。のであまり深く読み込めた感じではないのだけど、「生きづらさ」というよりは「生きていけなさ」の話だった。
バッドエンド好きな私としてはグッドエンドだったかなとも思うんだけど、主人公のあかりはこの後もずっと生きていけないのだろうか…とモヤモヤせずにはいられなかった。
私にもかつて「推しがいなければ生きていけない」と思ったほどの推しがいたから、推しに対する細かい心情描写はするすると確認せずとも入ってくるものがあった。(今その推しは芸能界にいないのだけど、その時にはすでに私は推しがいなくても生きていける状況になっていた。)
ねむらない樹vol6
葛原妙子特集、割と楽しみにしていたのだけど、あまりに女性という枠組みの中でばかり語られていたのがきつかった。まあ、歴史の人だから仕方ないというか、語られねばならない部分ではある
現代思想「恋愛って何?」
全然読めてないので読まねば。
現代短歌 BR賞
応募作も講評もそれなりに楽しく読んだのだけど、あまりに誤字がひどすぎて、現代短歌はいつもそうなんでしょうか?となった。
審査員の「絶対これはダメでしょう」っていうのがみんなバラバラすぎて、そこから落ち着いて行かせるのは大変だったろうなと誌面からも伝わってきたけど、「こうやってダメという言葉が残っていればいいのでは」という話がそういう落ち着かせ方ってあるんだなあと思った。
現代詩手帖
詩、短歌、俳句、川柳等を横断して考えて行く号。こういうのはもっとやってほしいな〜!
コンテンツ
水曜日のダウンタウンが面白すぎる
おぼんこぼん師匠の仲直りシリーズファイナルは、人と人との関係性の不思議をそこに見た、というような感じがして、こういうのはフィクションでやったら「なんでそうなったのか全然納得できない」みたいなことになっちゃうよな!!!と、事実の方がおもしれー!!!って思った。
それからラヴィットあのちゃんを裏で大喜利芸人がアテレコさすやつ腹がよぎれるほど笑った。粗品さん意地悪いって言われてて面白かったなー。
あれ、もし生で見てたらどう思ったんだろうなあ。川島さん困ってるwwwってなってた気がする。
音楽
新しく聞いたとかというよりは、今月琴線に触れた音楽。
velvet rain/クレナズム
今月晴れた日は秋の青空がきれいで、気候も暑くも寒くもなく冷たい空気、だった。そういう朝に、特に気分も上でも下でもなく、ニュートラルなんだけど少し切ないなぁみたいな、そういう時に流れた、rainとあるけれど、すごく晴れた青い空に似合う曲だと思う。
Sparkle/嵐
友達と遊びに行く時に、嵐をガンガン回していたら、良過ぎるね…?って。アップテンポの曲なんだけどむやみやたらに騒いでる感じでもない。いつも嵐にはびっくりさせられてしまう。ウラ嵐BESTがサブスクで聴けるの本当に感謝しかない。私の知らない名曲全然まだまだあるやん、っていう感じです。
Surges/Orangestar feat.IA&初音ミク
新曲。さすがとしか言いようのないらしさ。
カロリーメイトのCMの青春感、と言われると確かにそうなのだけど、でもOrangestarのボカロ曲だなあと思うし、何よりこの曲の短さが私は好きだ。
月に吠える/ヨルシカ
新曲。
いつも、知らない曲が流れてきて「わー、この曲かなり好きだな」と思って確かめるとn-bunaさんの曲である。
アイスピックで地球を砕いて
この悪意で満たしてみたいの
ここの食い込んでいくようなリズムと撥音との絡まりあいが素晴らしく良い。
こういうリズムの曲はあまり今までヨルシカではなかった。
アイスピックっていう言葉も今までのヨルシカ感と考えると新鮮でありながらも冷たさや痛みと呼応していてよい。
あとはずっと今月は神田松之丞問わず語りの松之丞を聞いていました。10分時代とかあったんだ、知らなかったなー。
またね!!