アイスクリームと獅子

美しいものと美しくないもの

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はじめに



徒想
徒然草と随想から取った私の造語です。日々の考えていることについて節操もなく書き連ねています。
要は所謂雑記。


読んだ本の感想とか、読後の感覚とかを書いています。ネタバレはないと思います。


ドラマ
見たドラマの感想です。だいたい雑感で、メモみたいな感じで思ったことを書いています。ネタバレしてます。


音楽
その時好きな音楽について書いています。だいたい一曲について好きなところとかなんで好きなのかとか書いています。


映画
映画館で観た映画の感想を書いています。ネタバレしかしてません。たまにテレビとかで観たもので面白いものも書いています。


お笑い
お笑いの番組とかライブの感想です。


日記
日記です。その日あったことと感じたことを書いています。

Pop Virus MV

星野源のMV「Pop Virus」を見た。

星野源ってすごいよね。
本当に凄いものに触れた時って、語彙力が1になる。
すごいしか言わん。言えん。

星野源は私にとって遠すぎる。
すごい人すぎて、他の芸能人さんのような親しみが持てない。
だからいまだに星野源とフルネーム呼び捨てにして呼ぶのがしっくりくる。

そんで最近気づいたんだけど、多分私踊れる音楽が好きだ。

FIRE

トリプルファイヤー4thアルバムメモ。

中一からやり直したい
今の自分がうまく行かないのは、過去の自分の不運な境遇にある。
誰もが言い訳したくなる気持ちを、ポエジーとポエジー無効、ポジティブからのネガティブ急降下を繰り返しながら掬い上げている曲。
教育がおかしかった、適性診断がおかしかった、東京の空は星が一つもない、中一からやり直したい。詩人がすぎる。
やり直せないという行き止まり感が繰り返しによく表れていると思う。


人生を変える言葉
「だってもう疲れた」
から始まるので、マジで疲れてる時に聞くとちょっと笑えていい。イントロで曲に楽しく乗ってたらこれが来てつまづいたみたいになる。だってがいい。
「だって」は簡単に自分を許して甘やかせる言葉だ。もうあの威力はすごい。魔法。深夜にラーメン食べる。だってお腹空いたんだもん。

人生を変える言葉に出会ってないのに、それがあるって信じて「未来はまだ来ない!」って当たり前のことを叫べますか?っていう凄さがある。信じきってるんですよ、この曲は珍しく。「俺は人が変わったようになるのでした」って過去形で未来のことを言い切ってしまうのですよ(未来完了ですが)。
ライブだと「人が変わったように見えたのでした」と歌っていたりして、雲行き怪しげだけどよりリアルです。これもまた良し。

あと、人生変わった後の予想が正しすぎる。「辛かったこと辛くなくなる」とか。

この人めっちゃポジティブなんですよね。ヤンマガとかまとめサイトとか見てるだけの生活してるくせに「ゴミの中に大事なもん見つける力がある!」って言うんだもんすごいわ。尊敬。春日みたい。(急な春日)
大した生活してないのに「こんな日々何かの肥やしにならないとおかしい」「十分苦しんでる」って言える強さがすごい。私だったらすぐ死にたいってなっちゃうもん。私なんかなんも持ってないし頑張ってないしって。でも十分苦しんでるし辛いしこれが何かの肥やしにならなきゃおかしい。確かにその通りだなって思った。
死にたいって言ってるやつどうせ死なない(SEXはダサい)し、死にたいって本気で思ってない人がほとんどで、ただ単に自分の人生がうまくいってほしいっていう叫びなんですよね。
それをポジティブなベクトルで叫べるのすごいよなぁーって。いう話。


はずれのヘルス嬢
急に「いろんな奴がいるからこのクラス面白い」て飛躍するのが意味わかんないけど面白い。
「ちょいちょいいる」言葉の選び方が本当に好き。
「新幹線車窓の死んでる風景通り過ぎるだけの街いつまでも住み続ける」
ポエジー無効化が本当にうますぎる。普通新幹線車窓って言ったら綺麗な感じで歌いたくなるのに。通り過ぎてゆく街に「だけ」入れるだけでこんなに印象変わるんだね。


野球選手になるために
絶対っていうと急に信頼度低くなるのが不思議だよね。言葉ってほんと使い方とか文脈で意味が真逆になるのが面白い。それを自覚して歌ってるのが本当にすごい。私は伝わるかどうか不安になって説明してしまうので。

最終的に「高級な洗剤買ってあげないといけない」ってほんっとクソほどどうでもいいところに行き着くのが面白い。ハライチのネタみある。てか誰かに頼まれてんの笑


有名な病気
コメントしづらいなーこれ。
「どこに出しても恥ずかしくない恋」から「有名な病気」への飛躍がちょっと理解できてないんですけど。
お前のは映画になるからまだいいじゃんっていう、言ってることはわかってしまうね。


漁師の手
イントロだけ聴いても、どこの国の音楽なのかわからないってどっかで読んだけど確かになー。AメロBメロ間のギターのリフ?が好き。
指で!コインを!動かせる!まで、区切りながら力強く歌って行くのに、次の「力」というのは言葉に反してちから〜と抜けて行くのが好き。
手を見ればわかる、俺が今までなにをやってきたのか。多分なんもないんだよなぁ。いやどうなんだろ。見る人が見れば俺のことわかってくれるっていう方なのかな。


コインとキノコ
マリオですよね。
なんでコインを食べて、キノコを取るなんだろ。どうでもいいけど。

「俺は俺の好きなようにやる」これに全てが集約されてると思う。
なんのために生きてんのか知らないけど、俺はもうお前とは違う境地にいて、コインとキノコ大量に取れる場所を知ってるんだよっていうの、まじで自由に生きてる感じが最高だな。

「全ては感性の違いで片付く」共感しかない。お前らはゴールすることに価値を置いてるけど、俺はコインとキノコに価値を置いていて、それは感性の違いで生きかたが変わっているだけの話であって、どっちが正しいとか間違ってるとかない。


銀行に行った日
最高。
別に銀行じゃなくてもいいわけですよ。例えば「レポートに取り掛かった日」とかでもいいわけですよ。やらないといけないと思ってたけど、ずっと先延ばしにしてたレポート。心の奥でレポートのことずっとひっかかってるんですよね。
「ひっかかってた」の言い方笑

やっとレポート書き始めて、別に終わらなくても、「今日はやっとレポートに取りかかれたぞ、自分偉いなー」ってなるわけですよ。「決して難しいことでも特別なことでもないのかもしれないでもそんなありふれた出来事を大切にできるそんな自分をまた少し好きになれた」
こうやって人間は生きていけるんやで……。こんなちっさなことで自分のこと褒められるかどうかだからな人生は!


じじいの同窓会
曲がいいです。好きです。
人生を変える言葉で、「まだ終わってない」と歌っていた主人公と同じだとしたらたいそうな展開ですね。「もう終わってる」って言ってるからね。

「どんな狡い手使うこともできた」っていう言葉が出て来るのが詩人だよなぁ。
「結果は出揃った」今更何言ってももう終わってる。もうなんか辛い話なんだけど曲がポップだし明るいからちぐはぐしてて、やるせないとか言うことさえ無意味。

ずっと、自分のやらない理由を正当化する歌を歌っていた吉田が、「未来はこうなります」って言うのがなんかもう喜劇なんだか悲劇なんだか。肯定なんだか否定なんだか。
おそらくそういう区別をすることは無意味なんですよね。万物斉同(2回目)。


人生を変えた言葉
アンサーソングなんですか?主体は女だから違うわけなんだけども。
こっちはこっちで、人生変えた言葉に出会えてるのに、あっちよりもより不穏な感じがするのがいいですよね。こう、、出会えても成功するとは限らないみたいな感じがいいですよね。まだ出会えてない方が健全な気がする。

「太陽が昇るのと一緒に目覚める〜紅茶を淹れてるあいだに庭の〜」ここらへんやばい。完全にやばい。自己啓発本書いてるだろこの人。「ポジティブになる20の方法」とか書いてるだろこいつ!「変われない人なんてどこにもいない」言うてるし。怖い怖い怖い。
「さあ飛び込もう」言うてるし。やばい。
先生と?教祖的なあれか!?笑
「美しい言葉が世界を満たしてる」やってんなこれ。
正解はないんですよね。


普通は走り出す
普通の曲に聞こえるんだけど、やっぱ歌詞がちょっと変なんですよね。
走るってのもなんかの比喩なんだろうけど。同調圧力?とかって考えてると間の抜けた音程で吉田が歌うので、考えても無駄感がすごい。



こう……どうにもならない気持ちとか自分を歌ってた今までとは変わって、どうにもならないことさえどうでも良い、っていう感じ。全て吹き飛ばして、っていうほど強い感じはないのが不思議だ。

エピタフ

トリプルファイヤー3rdアルバム全曲メモ。

SEXはダサい
最初の方は、結構過激なことを言っていて、いいぞいいぞ〜と思いながら聴いているのだけど、最終的に取りやめるのが面白くて好き。

思い切ったことを言う時に、自分の胸の奥の方に出てくる小さな違和感が、徐々に積もり積もっていった時(関根勤が最後なのも、主観でしかなくなってるからだろう)ごめんって謝っちゃう。
「今はそうでもありませーん」言うてるし笑。そんな謝る気もない。無責任って言ったらそれまでだけど、誰が本気で「ロックはもう終わってる」なんて言うのって話。

でも、「インドに一回行ったほうがいい」に代表されるように、妙に説得力高いこと言ってんのも面白いんだよなぁ。


トラックに轢かれた
この前ソファを買うときに「家の家具減らすからこんだけ大きいソファでもいいかな」って言われて、「いいんじゃない?」って答えた。「まあトラックに轢かれるけどね」とすぐ心の中でつぶやいた。
要はなんでもいいのである。悩む必要ないよなーって。誰かの目とか気にする必要ないよなーって。トラックに轢かれるから意味ないし。

勢いと間がいい。「40代なのに!20代に見えた〜。。。。トラックに、轢かれたっ」
もっと気楽に生きていいんだなって思える。
絶対吉田は死にたいとは歌わないと思っていて、そこをなぜかすごく信用してしまってるんですよね。


変なおっさん
大好き。
「変なおっさんに、なるー!」って叫ぶロッカーどこにいるんだよ。正しすぎて笑ってしまう。変じゃないおっさんおばさんなどいない。若者からしたらみんな変なおっさん。みんな絶対変なおっさんになる。
「季節は巡り続ける街は少しずつ顔を変えて行く」というポエジーを無効化する「変なおっさん」
「新しい世代の若者がスターダムを駆け上がって行く」スターダムって言葉がもうおっさんっぽい。
「日本は力を取り戻す!でも、世界中で争いが絶えることはない、俺はおっさんになる」ロッカーぽい言葉言ったかと思ったらそれも無効化する変なおっさん。

ロックンロールもポエジーもひらりとかわして意味のないことを言うのがよい。飾ってない。リアルだ。


Bの芝生
この曲はほんっとうにすごいと思う。すごすぎる。純文学?哲学?知らんけどとにかくすごい。

宇宙空間みたいなところに何平方メートルかの芝生があって、それを上から見ている。二つに分かれてて、片っぽがAでもう一方がBの芝生。
自分の名前が書かれた紙が上から落ちてきて、どっちに落ちるかで人生が決まる。Aのほうがいい人生ってこと。

人生はどうなるかわからない、とはよく聞く言葉なんだけど、私はそれを疑っている。
本当は全部、最初に、生まれる前に、いつどこで誰にあってどんな言葉を話すのか、どんな仕事につくのか、どんな人と結婚するのかしないのか、全部決まってるんじゃないのかって思うことがある。
そう、まさに、「気流か気圧かなんかのせいで」決まっている人生を、私たちは自分で選択したかのように生きている。
だから、Aに行けないことを苦しみ、自分はなんてダメな奴だと卑下するのではないだろうかと私は思っている。

Aに行くかもしれなかった俺の人生は、最後の最後にやっぱりBの芝生に落ちた。
「でも俺今じゃBの友達と遊んでる も〜Bの職場での立場がある」
「でも俺今じゃBの言葉使いこなしてる Bの先生や家族に感謝してる」
記号性の非常に高い言葉を使ってここまで表現できるのがすごい。然るべくして記号を使っている。ここは記号性の高い言葉じゃないとうまいこと伝わらないと思う。
同じ国の中でも言葉って変わる。超エリートが使う言葉と、アルバイトして暮らしてる人が使う言葉はもはや外国語並みに違う。

「一回決まったんで絶対変えられなくなった 俺が生まれる前からもう決まってた話」
最後この歌詞が流れて鳥肌たった。この前に、「紙がどっちに行くのか誰にもわからなかった」って歌っている上でだからすごい。この二つの事象は矛盾しないので。


戦争の話
ロッカーが戦争の話って言ったらほら、なんか、争いに対する憤りとかやるせなさとかを歌うんじゃないのかな?って思うけど、全部裏切られるのが最高。

あと、「はい、じゃあ」って何回も言う(もう歌ってない)のがリアル。


面白いこと言わない人
周りの人間を見て、あいつらなんで面白いことを言ってないのにあんな笑えるわけ、みたいに見ちゃう時、アルヨネー。
特に「お前つまんねえな」って言われた後とかね。ショックだよねー、多分この人言われたよね「ビートたけしのモノマネ二度とやらない」って言ってるもん、一度はやらされたんやねー。

いや俺は今、なんも言ってないけど、あいつらみたいな流行のギャグとかやるような陳腐な人間じゃないから。俺はやったら面白いから。センスがあるから。って心の中で醸成させちゃって、最後まで飲み会楽しめない系の。


今日は寝るのが一番よかった
タイトル笑 日本語ってすごいなって思いますね。
最高。
一日中寝てしまった日って「うわしまった」と自責の念にかられそうになって死にたくなるんだけど、この主体は「今日は寝るのが一番よかった」ってどうにかして正当化しようとしていて、なんだけど連呼するたびにチグハグな気持ちも出てるのが本当にうまいと思う。歌い方も暗いし。

うん、よかったよかった、今日は寝てよかった。体もこんなに楽になったしうん……よかった……
っていう時の、完全に立ち直れてない感。


ゲームしかやってないから
ケータイのゲームなんて暇つぶし以外に何の役にも立たないことぐらいやってる人が一番よくわかってる。それでもやってるわけだからとやかく言ってくんな、そりゃお前が勝つわ当たり前だわ。
自覚があればオーケーだよな。「ゲームばっかりしてるからそうなる!」とかってまあ親は怒りますけど、逆に「そりゃそうだろ」って言い返すとか最高すぎかよ。


質問チャンス
私質問チャーンス!って一人で心の中で思ってるときあるわ……。
今ならなんでも答えます!っていうモードになる時がある。
まぁ誰も何も私に聞きたいことなんてないんですけどね。

なんかしゃべんないと友達になれない
なんでこんな当たり前のこと連呼してんだろうっていうおかしさ。
この曲もやばいよね。当たり前なんだけど、当たり前のことに対する違和感ってあるじゃないですか。天気の話に対して、意味のないことなんでするんだろうとか。
二番なんかほんとおかしくて、そこまでしたのに何も言わなかったのって笑ってしまうんだけど、このおかしさはおかしみであると同時に違和感的なおかしさでもあって。「なんか喋んないと友達になれない」に対する違和感の共有に成功していると思う。
天気の話さえしてれば友達になれたのにね。


こだわる男
大好き。
言葉の区切り方が本当にぐっちゃぐちゃだし意味がほとんどないんだけど、曲調に乗っちゃう。楽しいのは歌詞の意味の薄さも関係すると思う。これがもし君が好きだとかそういう系だと乗れない。
で、歌詞見てみると本当にくだらないことしか言ってないし。
「職人こだわりの塩で天ぷらで食べる」とかなにこの歌。小津安二郎をおづやす/じろうで区切ったり、十把一絡げの俺を「じっぱ/ひとか/らげのれ」と歌ったり。「俺」の母音をつなげちゃってるし。
この曲聴いてると何もかもどうでもよくなってくるのがいい。


全国大会
わかる。
県大会には呼ばないでほしい笑、呼ばれたことないけど。
あと、全国大会に呼ばれても行かないけど。
多分この主体もそうだと思うんだよなぁ。多分先輩は全国行かないと思ってて、でも県大会には行きたくないから、「全国行ったら呼んでくださいよ」って言えば向こうも悪い気しないじゃんっていう。断る道具にしちゃってるけど別に良いじゃんっていう。


全体的に、なんでも良いじゃん感が強いアルバム。

話すのが苦手。

話すのが苦手だ。

面接、面談、自己紹介、ディスカッション、ある程度まとまった文を話す必要がある局面に立たされるのが怖い。


用意していけば、ある程度は話せる。
でも、ほとんど暗記して、前もって何度もシュミレーションしないとうまくいかない。
たとえば、急に自己紹介してください、と言われて、二文くらいならみんなが話している間に用意できるけど、もっと必要な場合は、オワタである。
三文以上の文をそんな短時間でシュミレーションして記憶できるわけない。
もう全然興味ないけど好きな色とかでオッケーにしてくれ。

今日なんて、名前と学部学科とあと三つくらい要素があってパニックになりそうになった。しかも前の人3人くらいしかいなかった。しかも相手がなんか学校の偉そうな感じの先生二人だった。そんなの無理だ。


それで凹んで今これ書いてるわけですが。

急にまとまった文量を話してくださいって言わないでほしい。準備してもちゃんと話せないけど。

頭の中に大量の言葉が浮かんでいて、今話している言葉と頭の中に浮かんでいる言葉とごっちゃごちゃになって、自分が今何を話したくて何を話しているのかわからなくなる。
文をきちんと作れない。句点を打てない。全部繋げてしまって行き止まる。「私は文学が好きで大学に入学し、今はとても文学を、学問研究を、できていると感じており、とても……、充実した日々を過ごせていると感じていて、この大学に入学してよかったと思っているので、えー……(なんだ?)」
「ので」で繋げたあと、どうしようかなんて考えてないから全然違う言葉を発してしまいそうになって、で、えーと、パニックに陥って、だから、その、パニックに陥いる。
ついでに「感じてを二回言っちゃったなぁ」「学問研究をできるって変な日本語だな」という思考などが邪魔をしてくる。


悔しい。


考えている間、相手は待ってくれない。


グーグル先生が、話ができない人の特徴として、「聞かれたことに一言しか答えない」って言ってたんだけど、まさに私。

今日の会話、
先生「勉強楽しい?」私「はい」(ここに不穏な間)先生「卒業論文はどんなものを考えているの?」
はいカット。

(ここに不穏な間)と書いたわけなんだけど、まあそういうことですよね。
私だって「はい」で会話が終わることの不自然さはわかってるよわかってるよわかってるよ!!

いつも誤解されてしまうんだけど、こういうことを言ってると「話すのが嫌いなんだな」とか「人と関わるのが好きじゃなさそう」とかって言われるんだけどそんなこと全くない。
全然人と話したいしみんなと仲良くなりたいです。

私は「はい」の後に続く言葉を考えてて、具体的に何が楽しいのかを言おうと思ってるのだけど、妙な間が空いて、こっちもこの間で言うのおかしいなって思ってる間に違う質問が来てしまう。

だから仲のいい友達と話しているときは、話題が2.3個前のものに戻ることがよくある。

以上言い訳。


話は戻って。人前で話すのが怖い。声震えるし。
声震えすぎて「泣いてる?」って言われるからね。全然泣いてない。心外。
声が震えるのはなんでだろうって思ったら、呼吸がちゃんとできてないからってことに最近気づいたんだけど。


どうして話せないのかを自分なりに解析してみると、原因は色々ある。
まず、緊張してしまう。でもこれはみんなそうだと思う。人前に立ってある程度喋るのに緊張しない人間になりたい、というのは現実的でない。
で、緊張すると言いたいことに適合する言葉が出てこない。これが厄介だ。


厳密に言えば、うまく話せるようになりたいのではなくて、自分が伝えたいと思ったことを伝えたいのだ(それをうまく話すというのでは?)。
思ってることと違うことを言ってしまったり、言いたいことを言わずに違うことを言ってしまったりするのが嫌だ。
それができれば、つっかえたり、噛んだり、文がおかしくなったりしても、さして構わない。


でも、今まで「人生が辛い」みたいな莫大で抽象的な悩みしかなかった私が、こんな具体的なことで悩めるようになったんだなって楽観してみたりもする。

「嬉しい」とか「美味しい」とかさえ、言葉にするのにようやく慣れてきた人間が、まとまった文章を話すなんてそんなすぐには無理な話。

だけど出来るだけはやくちゃんと話せるようになりたいです。
誰かいい方法教えてください。

スキルアップ

トリプルファイヤー2ndアルバム全曲メモ。



面白いパーティー
「美味しい麦茶」ってラベルに書いてある麦茶みたいな。美味しくない麦茶なら売るなよ。

面白くないパーティーはもはやパーティーではない。地獄である。
「面白い話があってさー」って始まった話はたいてい面白くない。

弾けるクラッカー、可愛いダックス、人数分用意されたシュークリーム、ジェンガ大会、罰ゲーム、プレゼント交換タイム。
これを用意して主体は、「面白いことだけを集めた面白いパーティー」と言いきるのである。
この人ひたすら一人で準備してるだけなんですよね、おそらく。

みんな集まらないんじゃないかな。
「みんなが楽しんでる姿想像しただけで楽しい!」って言ってるのが辛い。辛すぎる。

東京03が「用意したものを捨てるんだ」って歌ってましたけど、用意すればいいってもんじゃないというか。意気込んでやったことほどあんまりうまくいかない。

これ主体は準備してる人だと思うけど、神視点からその人を見てる形の作りになってて怖い。
全部カギカッコに入ってる感じがする。
パーティー始まるよって言ってんのに主体以外の存在を感じない。

ライブだと打って変わってこれから始まるぞ〜感が強くなるので超楽しい。


ちゃんとしないと死ぬ
大好き。
生きてると「あっ、これダメだわ」って急になることがあるんですよね。
校則きちんと守っててもそれだけでは人間関係はうまくいかないことに気づいたり、正しいとされてることをきちんとやっていてもそれだけではダメってことに気づいたり。
そういう時ってすぐに変われればいいんですけどそう簡単にはいかない。
だって今までこれでやってきたし。
でもちゃんとしないと、このままだとダメってわかってる。

そういう時この主体みたいに、「あるがままの俺」と「ちゃんとしないと死ぬ」をうろうろうろうろすることになる。
回避しようとして変なことしようとしてもムダ。こっから「変なことしても無駄」って言葉を持ってくるのほんとすごいな。こういう時って変なことしがちなんだよね。
ドラッグやる奴はクズ→ドラッグやらなくてもダメってのも説得力が高すぎる。

最後のギターのピューンピューンっての、馬鹿にしてる感じがあっていいですね。


スキルアップ
ライブで聴くと頗る楽しい!

この曲は高校の時にMVで見た曲なんだけど、その時は「マージで意味不ーだけどちょっと面白いな。ベースかっこいい」くらいしか思ってませんでしたが。
当時の私はすぐ「ベースかっこいい」と言いがち。

棒を突き刺したり風船が膨らんだり、意味のない言葉が繰り返されて、サビでギターが不安定に参入してくる感じがもう、最高です。楽しい。
「絶対これだってレバーがあるからそれをちゃんと引くと」って、歌詞カードに書かれた言葉だとは思えない。

ライブだと「ありがとうございます!」で客からリアルに歓声が上がります。歓声の上がり方が本当に自然で心地いい。


Jimi Hendrix Experience
ずっとリピートしてるサウンドがかっこいいし耳に残る。
「音楽を聴いて泣いたことがあるか。ドフトエフスキーを読んだことがあるか。ギターを弾かずにはいられなかった夜があるか」と畳み掛けるように聞いてくるんだけど、ここにぐっときてしまう自分がいる。
ライブだと「戦争のもののない時代を暮らしたことがあるか」とかまで言ってくるので一瞬真顔になってしまう。たまにこういうことしてくる。



カモン
このアルバムって、すごい客観視とか度を超えた自覚とか、自意識って突き詰めるとここまでいくんだな、って思わせる曲多いんだけど、これはその極地。

自意識って自分を苦しめるものなんだけど、トリプルファイヤーを聞いていると、自意識に火をかけてべっこう飴にしてさらにそれを焦がしたみたいなとこまでいって、そうなると自意識は自分を苦しめるものではなくなるんだなと思う。

この曲はライブで聴いた方が断然面白いし、むしろライブで演奏して完成するっていう、ロックバンドの曲によくある例の感じがするのでライブに行きましょう。


本物のキーホルダー
あんま書くことない。
広告のよくわからない文字に踊らされる我々。
そもそもキーホルダーに本物も偽物もあんのか(哲学)。


可能性が無限
「こんな何もない街を今すぐ抜け出して自分が生きたいように生きていけることができる 可能性が無限」
これだけきいてもポジティブ人間?って思うんだけど違うんだよね。
夜、ベッドの上に寝っ転がっていて、まだご飯も食べてないし風呂も入ってない、という時に、まあ、いつでもご飯を食べようと思えば食べられるし、風呂に入ろうと思えば入れるし〜。とかって時間を無駄に過ごすあれです。それの人生バージョン。

こういう逆説がすごい好きですね。逆説っていうのもなんか違うけど。普通間違ったことを言ってるようにみせかけて正しいのがいわゆる逆説だけど、トリプルファイヤーの場合、一見正しいことを言ってるのに中身見たら全然正しくないからね。
物事は見る側面によって真にも偽にもなりますよね。荘子かよ。

「俺は思わずギターをかき鳴らし乱れた心を落ち着けた」の音程が特に気持ち悪い。全然可能性が無限じゃないし溺れた子供も助けられなさそう。
自分の選択によって結局ギターをかき鳴らさずにはいられない精神状態になってしまっているのか。行き止まり感が強くて良い。
その後の叫び?呻き?に繋がっているように思う。


神様が見ている
神様が見ているっていうのは、だから大丈夫、というわけではなく、可も不可もないみたいな意味だと私は思う。
「友達は少なくても世界中の国旗を誰よりも覚えている」っていうのは大丈夫だよって言えるけど、「決勝で負けてよかった今ならそう思える」に、大丈夫は繋がらない。
人間はすぐ白黒はっきりつけたがる。これはよくない、これはいい。
神様はただただ見ている。人間世界の価値観では見ていない。絶対にそれは今起きていることだっていう確信だけがそこにある。可も不可もない。万物斉同

「結局最後まで何とも交換できないのなら俺は最初から何にも買わなかった」
交換できないってわかってて買い物するやつはいないだろと思わずつっこんでしまう。
遣る瀬無さを感じかけるんだけどいやただの屁理屈じゃねぇかという笑。でもそういうことたまにある。
やっぱり繊細だと思うパートの長さにも笑ってしまう。


ブラッドピッド
どこそこのブラッドピッド(ジョイディビジョン)を繰り返す。そこに目をつけて連呼する発想なかったなぁ。
場所がいっぱい出てくるけどその選び方になんの意味もない感じがいい。
考えなくて済むというのはこのバンドの魅力の一つだと思う。「そして浜松のブラッドピッド」っていうけど「そして」って強調するように見せかけてなんの意図もないのが面白い。

二番も、徐々に音楽が盛り上がってるのに対して言ってることの価値は上がっていかないのが面白い。

で、最終的に何いうのかと思ったら、「それぞれに特色があるから優劣をつけることはできない」って。いや何の話!?っていう笑。言われてみればそう……いややっぱ何の話これ。

エキサイティングフラッシュ メモ

トリプルファイヤー1stアルバム全曲。



エキサイティングフラッシュ
絶妙にずれている音程がなぜか気持ちいい。

「何にもやってないからやっぱなんも起こらない 成功している人にはきっと法則がある」
「俺は頭がいいから性格が悪い」
絶対にどうにもならないことってありますよね。
何にもやってなければそりゃなんも起こんないのは当たり前だし、性格は自分次第で変えられるってよく言われるけど、でも自分だけじゃ絶対どうにもならないじゃん。
成功している人には法則があるならなおさら。


次やったら殴る
絶対殴らないよなってわかるのが面白い。ずっと心の中で悪態つくしかできない人。
こういうときありますよね。まあ、あんまないけど。あるんだろうなぁ男子は、って思う。
私は女なので完全に理解できてないんだろうなって思うのが悔しい。
「俺は男らしく生きる」あたりのギターの狂ったような音がいいですね。キレそうな主体の気持ちが伝わる。結局「今回はやめとっけど〜」となってしまっているのがもう、もう……。どうにもならないことってあるよね……。


パチンコがやめられない
歌詞がめちゃめちゃ。このサウンドに載せる言葉じゃない。
「ああ〜今、健全な高校生が自転車に乗ってこっちをみている〜目を合わせたら運気が逃げる〜」
こっからサビ前まで、俺と心の中と情景描写なんだけど、小説読んでるみたい。
目を合わせたらどうなるかと思ったら運気が逃げるんや笑
サビはパチンコがやめられないって叫んでるわけなんだけど、最高にダサいのがもはや一周回ってやっぱりダサい。「ああもうこれだから」の歌い方がいい。
「何か大いなる力が俺をやめさせないぜイェー!…いぇーい」
大好き笑笑笑笑笑
いぇーいじゃないだろ笑笑笑


ガンダーラ
この前発表資料作ってたんだけど、全然集中できなくてすぐ休憩しちゃって、一日中かけてやってた時、「全然勉強に集中できないでもダイジョーブガンダーラ」て頭の中で再生されたよね。

ダイジョーブ、の言い方が好き。
「どんとしーんくどんとしーんく」も好き。
「これ、めちゃくちゃすごくなぁい?ああもう全部これでいい」もうめんどくさいしこれめちゃくちゃすごいからこれでいいじゃんって感覚、わかる。


富士山
歌詞がめちゃくちゃ面白い。
富士山に登ったことがない歌。
「忘れたくても忘れられないから最初から知りたくなかった」っていう感覚を富士山とくっつける発想なんかないわ。引っ張り出してくるのがすごいし富士山がタイトルになっちゃってるのもすごいわ。
他の曲にもあるけど、「雲を突き抜けて雄大にそびえ立つ」とか無駄に丁寧な情景描写がいいよね。足元はスニーカーでちょっと外して☆って感じで。


抱きしめたい
めちゃめちゃすぎるのでみんな一度聴いてくれ。
可愛い触りたい抱きしめたい、とボソボソとつぶやいているだけの歌。心の中で思ってることがぼろっと出てきてしまったみたいな歌い方になっていてうまいなと思う(次やったら殴るとは逆)。

「なんでか知らないけど事実上触ってはダメ」と自分に禁止してから言う「触りたい」の言い方、溢れ出てしまってる感がリアル。演技の仕事が来るのもうなずけるわ。

「かわいい好きです付き合ってください」まで妄想が行ったかと思いきや、曲調が変わって「一応言ってみて本当よかった」成功してたんかぁい!というね。またいぇーいって言ってるし笑

「はっきり言ってずっとこうしたかった〜」
わざわざ歌うことか笑笑
「一回付き合ったらなんでもして良くなった」
というの、ただただやばい。
自分じゃどうしようもないこともあれば、自分が思ってもなかったことができることもまたある。


おばあちゃん
絶対パチンコやめてないよね。
パチンコがやめられないの主体と同じ主体だと思う。

描きたいおばあちゃん像を完璧に表していると思う。孫が何しても信じてあげて、見守ってくれるだけなんだけど、ゆえに絶対的な存在。

「俺の個性を受け入れる受け皿が社会に用意されてない」
「これからも迷惑かけるかもしれないけど俺に期待していてくれよ俺を否定しないでくれよ、おばあちゃん」
最後におばあちゃんがくることによって胸が苦しくなるのこれなんなんだろう。
どんだけ人間として出来上がってなくても、おばあちゃんに愛想尽かされるのは嫌。
じゃ頑張れよっていう話じゃないのは今までの曲聴いてればわかるわけで。
ままならない感じがすごい出てて辛くなるわ。