アイスクリームと獅子

ノーライフ、ノーエブリシン!

カテゴリ一覧

*これは記事ではありません







はじめに



徒想
徒然草と随想から取った私の造語です。日々の考えていることについて節操もなく書き連ねています。
要は所謂雑記。


読んだ本の感想とか、読後の感覚とかを書いています。ネタバレはないと思います。


ドラマ
見たドラマの感想です。だいたい雑感で、メモみたいな感じで思ったことを書いています。ネタバレしてます。


音楽
その時好きな音楽について書いています。だいたい一曲について好きなところとかなんで好きなのかとか書いています。


映画
映画館で観た映画の感想を書いています。ネタバレしかしてません。たまにテレビとかで観たもので面白いものも書いています。


お笑い
お笑いの番組とかライブの感想です。


日記
日記です。その日あったことと感じたことを書いています。

合う人に会いたい

言いたいことがない。

ブログをそろそろ更新しようと思って、電車の中で何を書こうかと考えていたんだけど、全く思いつかなかった。
そしてでてきたのが

「発信したことがない」

というなんとも情けない話で、ここに発信したことがないということを発信したい、という1つの矛盾が生まれる。



思えば今、短歌を詠むことに対しても全く同じで、わざわざ三十一文字にして発信したいほどの何かがない。


表現欲求はあるのだが、肝心の「何」の部分が抜けている。what。ほわっと、って打たないと変換で出てこない。どうでもいい。


最近心が動いたことといえば契沖が書いた50音図的なものがめちゃくちゃすごいな!?ということくらいで、そんなことを誰かに言おうものなら一発で変人扱いである。


合う人がいない。


若林が「合う人に会う」と言っていたけど、私は未だに合う人に会えない。
合う人に会いたいなんて中学の時からずっと言ってるのにどうだろう、今のところ自分から会いたいと思える人は3人くらいだな。3人できれば御の字なのか?知らない。


合う人に会うために自分を相手に合わせる、という本末転倒なことを三年間もやっていたせいで未だに自分軸で生きることがうまくできない。
そもそも他人軸で生きていたことに気づいたのが去年だ。


発信したことないとか言いながら、全然言いたいことあるじゃないか。終わり。

最近思う

新年度になってからなかなか寝付けなくて、ずっと眠い。


最近良く胸焼けがするようになった。雨の日だと特に。食道が焼けるような感じがする。


朝、起きるのが辛い。
辛い時は大抵、人と会う約束をしたり美味しいものを食べたりすればいくらか気が楽になるのだが、最近は何をしてもダメだ。
始まってしまえば1日は勝手に終わって行くのに、どうしてそれだけのことがこんなにも辛いのだろうな。



私たちはもはや、死という絶対的な救いすら信じられなくなっているような気がする。



教室に人がたくさんいるのに、空調がろくに効かないから気分が悪くなる。
教壇に立っている人の言葉が、単なる音声にしか聞こえない。


最近は、ズーカラデルと中村佳穂とenjoy music clubの音楽が良い。

HuluとAmazonプライムを同時に登録してしまい、Amazonの無料期間の半分をドブに捨てている。


満たされない。多分、どこにいても何をしても誰といても。
もう諦めている。
でも多分諦めきれていないのだ。
悲しみは消えない、って壮平も歌っているのにね。

中村佳穂について書きたい

呼吸の仕方すら忘れてしまう夜がたしかにある。


音楽がワイドショーで特集されると、「〇〇も絶賛!」といったわかりやすいパッケージに詰めて、音楽を圧縮しているような気がする。
そんな言葉には騙されないぞと思いながら聴いていたら、ああ、この音楽は良い、と撃ち抜かれてしまった。




シンガーソングライターの中村佳穂さんです。



生きてることのどうしようもなさ。
どんなに辛くても私たちは死ねない世界を生きている。

暗闇の中に迷い込んだとき、自分が光を持っていないことの絶望。
でも絶望じゃ終わらない。
なぜなら自分の人生の主人公は自分、だからだ。

韻でも踏んでないとやってらんないよな。

どこかにあるはずの光を探そうとする強さを、彼女の、その、歌声!歌声に感じる。
ただ力強いだけじゃない。その強さは押し付けがましくない。優しい。待っていてくれる。




呼吸の仕方を忘れたら、君に会いたいと歌って、元の自分に戻ろうとするのだ。





絶望した人が歌う希望は信じたくなるだろう。
生きてるだけで君が好きだよ、なんて、きっと絶望を知らない人には歌えない。

鈴木敏夫とジブリ展

に、行きました。


鈴木敏夫の書によって、日本文学とか漢文学の中の一節が現代に蘇る。
言葉を愛していることがその手から伝わってきた。



書の道を抜けてカーテンの向こうに行くと、漫画の月刊誌やら鈴木敏夫の卒論の原稿やら寺山修司の詩やらが本棚に並べられた部屋であった。
卒論に書かれた文字を見て、「筆跡に迷いがない」と思った。ためらいがない。なにをやっても自信のない自分のことをかえりみてしまった。
説明文に書かれた戦争の二文字だけが私の頭を離れない。
何故だろう、私はこの部屋に来て、自分はまだ絶望しているつもりになっているだけだと思った。
本当に絶望しなければ、多分誰かを感動させられるような作品は作れないのだと。



部屋を出ると、アニメージュが一面壁に並べられた通りになる。
その前にあるガラスの展示台の中に、編集社時代のだろうか、文字を書く時の注意書きを見つけた。
それは、送り仮名に関する注意書きだった。送り仮名で迷ったら、他の活用形を探せ、というものだ。定かではないが複合動詞の例だったような気がする。
他の活用形の活用語尾を考えて、それが送り仮名で出るならば出す(書き込むは書込むではない)、というルールである。
これはと思った。これは日本語に対する意識を示す資料だ!と思った。
一応大学で古典語を研究しているのでなんかそういうものに対して目が輝くようになってしまった。
あと、あんま関係ないが鈴木敏夫、ノートに書いてある字が独特かつめちゃめちゃうまい。もはやフォント。



その後ポスターが貼ってある部屋を通った先の説明文がとても良くて、メモを取った。

作る人が自由に好きなものを作っても、なかなかいい作品はできない。むしろ、ある制約をかけられて、それを克服しながら作ると、いいものができるんです

本当にその通りだ。この言葉は、おそらくキャッチコピーなどの仕事をもらうときに、なんらかの要望を受ける、といった文脈であるが、作品全般に言える。
だから私は制限されたものが好きなのだと思う。短歌にしろ、スリーピースバンドにしろ、ソロギターにしろ、大喜利にしろ。短いからこそ密度を高めようとする。



ぶつ切りですが、終わり。おみくじは末吉でした。ハクのおにぎり食べておかえり。

いとうせいこう『今夜、笑いの数を数えましょう』雑感

第二夜までは全然知らない人が全然知らない時代の全然知らないものを語っていたので、不勉強の私はあまり面白くなかったのだが、第三夜バカリズムから一気に面白くなって、ずっとウンウンウンウンうなづいて「面白いなあ」と呟きながら読んでいた。




久々の本の感想です。ゆーて雑感なので特に考えずに固有名詞をバンバン出しまくりますが気にしないでください。



バカリズム

ピンは立体的

ハナコ東京03など、好きと感じるコント師は三人組だ。
私がコントがわからないっていうのはあるけど、もしかしたら二人組が平面的であるせい、なのかもしれない。
ピンのコントはすごく面白いというか、深いというか。
岡野さんのネタも見たんだけど、本当に凄かった(スタジオの悲鳴はマジで邪魔だった)。一人だから、観客はそこにいるほかの物事を想像せざるを得ない。その点、陣内のネタは平面的なのか、あれは。
対して二人組で面白いと感じるコントってなんだろう、と思った時、かまいたちとかバナナマンくらいしか思いつかなくて、この2組は平面的な感じがあまりしないなと思った。
意外性と裏切りと共感。うん、確かに、言い当てられた時って笑えるんだよね。それそれそれそれ!よくぞつっこんでくれました!っていうやつ。もしくは、こっちは何も考えてないけど、ツッコミをきいたら「確かに!」ってなる時も面白い。粗品のツッコミはこっちのタイプだよね。
架空OL日記が出てきて、バカリズムって現代の紀貫之だよなwwwって思った。
リアリティの話で、私が小説に対して感じてる違和感と同じことが書いてあった。なんでこの人自分の名前と学校とか年齢とか、相手の服装とか説明してんの?笑みたいな。いやだからそういうのを全く書かないショートショートとか書けないかな〜。小説書きたさはずっとあるんですよね。確かにバカリズムのコントって、カセットデッキに大事なところが挟まった、とか状況設定は全くリアルじゃないのに、コールセンターに電話して言うセリフがリアルなんですよね。ああ、この状況ならそう言うよね、っていう。本当にすごいな〜と思ったんはブーメランは殺傷能力が高くて〜みたいなコント、あれは天才だと思った。
笑いってエラーだよね。多分。そんな論文あった気がする。感情が向かおうとしている先に向かえなくなった時に笑い、感情が向かおうとした先を越えたたときに泣くのかもな。




枡野浩一

松本人志の基準は詩歌の基準

お笑いと短歌は似ていると思っていて、それをエッセイに書きたいと思っている。
枡野浩一歌人。期待していたんだけどまさに書いてあった。しかも期待以上の言葉が書かれていて。そうかあ…ふぅーん…とうなづきまくっていた。確かにIPPONグランプリとかでチェアマンが大喜利中に言う言葉と、歌会で考えていることって似ているかもなとか思う。
あと高度な人にしかにゃんこスターの面白さはわからないって書いてあって、そうなのか…?という気分。にゃんこスター普通に面白くないですか…?面白くないって言う人もいるのは知ってるんですけど…。
俳句で説明してたけど短歌でも同じです。つきすぎるとつまらないし離れすぎるとわからない。
一番興味深かったのはコンテクストの共有の限界はどこののか、という話。明日のアーとかまで出てきて驚いた!コンテクストの共有ができないとわからない、というのも短歌との共通点の1つになる。でもお笑いってここまで有名なので、短歌との違いはなんなんだろうそれは。ただ、明日のアーを例に出すと「カランコロンカラン」のネタは完全にお笑いのコンテクストを共有できてない人間には全くわからない世界なんだろうなとか…。東京03も似たようなのをやってたけどあれは完全に東京03を見にきた人に対してやってるから成り立つわけだし明日のアーも同じなんだろうけど、、面白いなあ…。


宮沢章夫

宮沢章夫は最後にも出てきてかなり難しい話をしているんだけど、かなり面白い。面白いと言いつつこの本は本当に私の理解の範疇を超えていて、なんでその話からその返しが出てくるのかわからない、ということが多くあるんだけど、それがまた面白いというか。そういう風に対話が進んでいくんだなって。そのコンテクストを私は持ち合わせていなくて、演劇とかの歴史とかも絡んでくるんだけど、多分それを自力で調べても面白くないのかもなあ、私の場合、それを人がどう捉えてどう話すのかに興味があるのかもしれないとか考えた。
この本めっちゃ演劇の話出てくるんだけど、演劇ってもともと笑いなのかな。確かに、テンセイクンプーを見ても印象的だったのは脚本が急に笑わせに来ることだった。演劇の授業でも、笑われてなんぼだみたいなことを指導されたし。
エッセイの話、声だして笑ってしまった。「ほんわかエッセイが好きな人は、なんかバラが咲いて、それが街に香り出したとか書いちゃう」なんかバラが咲いてwwwそうなんだよな。この本にも別役実が何回も出てくるけど、私も別役実のエッセイ好きなんだよ。ああいうエッセイ書きたいなあ。まじめに意味不明なこと言うっていう。眠らない木の塚本邦雄ファンクラブの文とか、トリプルファイヤーの紹介文とかデタラメなことをまじめに書いてるのが面白い。



宮沢章夫2

信頼できる人が出てくると笑う、みたいなところで、宮下草薙がボケでめちゃめちゃ長い間をとったときに、おとうとが「セリフ飛んだ?」といったことを思い出した。

まとめ

めっちゃ面白い本です。お笑い好きの方は絶対読んだ方がいいし、演劇の人も読んでみたらいいのでは、と思った。というめちゃめちゃつまんないまとめで終わる。

コミュニケーションが下手

あまり自分の話をしないようにしている、というのを引き続き実践しているのだが、それだけではうまくいかないことがあることに気づいた(当たり前だ)。

当たり前のこともわざわざ言語化して整理してみないときちんと実感できない。




聞き役に徹してみてはいるのだが、相手が私のように「あまり自分の話をしない人」かつ「相手の話も聞こうとしない人」だと絶対にうまくいかない。
こちらが一方的にインタビュアーのようになってしまい大変申し訳なくなってくる。いたたまれない。




これはあれだ、人見知りと人見知りがぶつかった時に起こる地獄のような時間、というやつだ。




別に私はこの時間に慣れている。
相手も自分も黙りこくっているからといって、気まずいと思う気持ちは遥か昔になくなっているのだが、そこをどうにかすることが自分の変化に繋がるんだろう、と最近では思っているからなんか話しかけてみることにしているのだ。




だが、先に述べたような人が相手だと、話が膨らまない。
別に相手のせいにしたいわけではない。だって私もそうだもん。あんまり話したことない相手に色々聞かれても、一言二言答えるのが精一杯で、あとからこれも話せる、と思った時には大きすぎる間の前に黙ってしまう。

その辺の気持ちをわかる自分なのだからこそ、もっと上手いこと話を広げることができるんじゃないのか!おい!という感じなのである。
傲慢極まりないが。





要は、話をする人4象限があるのだ。
縦軸が話を聞きたい人かどうか。横軸が話をしたい人かどうか。
あんまり話をしたくない人に対して自分が聞き手に回ってはいけない。そういう場合、大抵相手が話してくれるのをありがたく思う人が多い。




結論、面白い話ができる人になる、というところが目標なのかな〜。遠い。
そういう人でも知らん趣味の話とかされてもなあ〜とは思うだろうし。知らんけど。私は割と人の趣味の話聞きたい人間なんですけど。