はてなブログの日記本を目当てに。
「書いてくれた方ですか？」
「書いた人ではないです」
「何で知ってくださったんですか？」
「はてなブロガーなので〜」
という会話をはてなのスタッフさんとした。
初めて自分のことを「はてなブロガー」と名乗り、少しだけこそばゆくなった。
はてなブログステッカーをもらえたのが予想外で、嬉しい。
なぜならはてなブログが大好きなので。
文フリだと、ブースの近くを歩いていれば皆無配を配ってくれるのだが、日記祭で出店している皆さんはとてもおとなしくて、お店とお店の間で人が訪れるのを待っていた。
その中で、机の上に石を並べてあった店があった。
最近博物館で石を見て「石っていいなあ」って思っていたのでひっかかって、勇気を出して話しかけてみた。
「石お好きなんですか？」
「はい。好きなんですか？」
「石結構好きですね」
「私も石結構好きで」
という初めての会話を初めて会った人とし、もうこれだけで話しかけてみたことの価値は担保されていたのだが、その方が売っていた本についてセールストークされる中で、とっても興味を持って、とってもほしいと思ったので、購入させていただいた。
midoriの「日記のきっかけ展」。
人の日記がそのきっかけとともにつづられている、という展示内容がすごくよかった。
〇年日記のことは存在は知っていたのだけど、中身はちゃんと知らなくて、これ、同ページに同じ日で年だけ変えて日記を書くことができるのですね。
すっごくいいなそれ。私は自分の日記をよく読み返すけれど、去年はこんなこと思ってたんだー、とかいうのを日付単位で見返せるということでしょう、それってすごくワクワクするなと想像した。
せっかく下北にきたので、下北といえばカレー。
辛さは1（中辛）から10（激辛）まで選べて、1にしたけど、次行ったときは2か3あたりでもいいかもしれない。
次行きたいなと思えるほどおいしくて、すごくうれしかった。
ごはんを食べて幸せと思えることが幸せだと思う。
幸福の二重性。
下北を適当に歩いていたら占いの文字をみかけて、そうだ！私占いに行きたいと思ってたんだった！下北の占いってなんか良さそうだから今日行ってしまおう。友達も一緒にいるし、今日行かないでいつ行くのか？という気分になったので、思い切って行ってみた。
ドアの向こうに縦に二人の占い師さんが並んでいて、入るまでかなりの勇気を要した。
なんかこう…受付みたいな人が先にいて、どちらの占い師さんにしますか？って言われて、この方がいいです、って案内される形だったら、もっと入りやすかったかな、と今思い返してみながら思う。
だけどそんな受付にお金かけてらんないだろうし全然別にしてほしいとかではない。
相場もよくわかんないけど、20分で2000円だった。
名前と誕生日と出身地を伝え、「星を見るので待ってください」と言われる。
丸い図や文字が書かれた本や紙を見ながら、ノートに数字とか干支やらが書かれていく。
星やら手相やら顔の相やらを見て、色々と「あなたはこういう星や相があるから〜」とアドバイスがもらえる。
転職したいけど決めかねていて…くらいの粒度で、来年はいい星まわりです、みたいなことから、こういうタイプの職業はいいと思います、など。
面白かった。
私が占いで得たいと思ってたのって、別にさしたる根拠はない（これは私がそれほどスピリチュアルを信じていないから思う）けど、なんらかに依った、「自分が今どういう状況なのか、何を避けるといいのか」という言葉をもらって、それを鏡に「ああそうだなあ」とかって納得したり納得しなかったりすることで、今の状況が外に出てわかりやすくなる、とらえやすくなる、というところだったのだけど、まさにそういう形が手に入ったと思った。
当たったり当たんなかったりしていたけど、結構当たってるな〜占いってスゲ〜って思った。私ほとんど喋ってないのになあ。
占いってどんな感じでやるのかな？ っていう好奇心も満たされて、とても満足した。
占いって、メイドフォーユーのエンタメだな。
また、何か悩んだりしたときは、占ってもらうという選択肢はとてもいいなと思う。
来年引っ越すなら南東と北西は避けたほうがいいらしい。
代々木公園に移動して、ジェラート食べた
家に帰って、はてなブログの日記本をパラパラめくりながら、嬉しくって仕方ない気持ちになった。
今日はとっても嬉しい日。
嬉しいって感情が最近よく出てくる。
やっとプラスの感情がどういうものなのかわかるようになってきた。
