アイスクリームと獅子

好きなものの話、身勝手な文芸

トリプルファイヤー ライブ備忘録

2022/09/10
パンと音楽とアンティー
東京オーヴァル京王閣

セットリスト

本物のキーホルダー
諦めない人
新曲②
ガンダーラ
新曲①
有名な病気
トラックに轢かれた
ゲームしかやってないから
Jimi Hendrix Experience
サクセス
バー
漁師の手


縦長の、競輪場の券売機?の通路にひしめきあって、全くステージが見えなかったのだけど、MCで「思ったより人が多い」って言ってて、あ、これは多いのかと思った。

歌詞が聞き取りやすかった気がする。

ずっとギターにくらくらしっぱなしだった。
何回かすごいことになってなかったか?語彙がなさすぎてなんも伝えられないんですけど。
特に新曲…!

今は移動している途中、みたいなこと言ってて、現代思想入門で学んだ準安定状態のことをぼんやり思い出していた。アンミカが言ってた「人生ろくろ」的な話?私も最近似たような思考回路になるなあとか。
沸騰する水、ワードが面白すぎる

新曲をやるときは怖い…どれが新曲なのかわからないと思いますけど…みたいなん言ってて笑ったしみんなも笑ってた。もう新曲はないんで元気にやるだけです。

トラックに轢かれた、で急にみんなのノリが激しくなる。
わかる。

サクセス

歌詞が変わってた。
歌詞全とっかえも平気でやるバンドなので、そうなのか?と思って身構えたけれど全とっかえというわけではなかった。
だから似たようなところなんだと思うけど親父と母親が出てきたことくらいしか把握できなかったので笑、なんとも言えず。

有名な病気

生で初めて聴いたかも?
語りづらい曲ではあるが、それをちゃんと言葉にできないようでは…という気持ちもある。

ゲームしかやってないから

「お菓子を三つ揃えて消すゲームと自分の村作って攻めるゲーム」っていうスマホゲームのディティールに毎度笑ってしまう。
勝てるわけない相手が、聞いてるうちにどんどん大きいものになってくるような感じ。
最終的にはなんというか、「社会」みたいなものになってくような。

じみへん

歌い方が違う…!って思った。
いつも結構勢い強めな気がしてるのだけど、今回「きいたことがあるか」ってすごく諭してくるみたいな感じだった。

ガンダーラ

すごい曲だなとずっと思ってはいたのだけど、正直よくわかってなかった。
今日聴いてしっくりくる感じがあった。

全然勉強に集中できない
でも、だいじょーぶ。ガンダーラ

他の多くの曲がそうであるように、なんらかの比喩や飛躍がここでなされているのだと思っていたが、違った。
実際、歌詞には飛躍がある。
「俺にはできない」とネガティブな言葉を連呼していたと思ったら、「これめちゃくちゃすごくない?」と途端にテンションが上がり、「ああもう全部これでいい」とまるで悟ったかのように言う(にしては不穏だけど)。
だがここにあるのは、例えば「40代なのに20代に見えた トラックに轢かれた」の間にある飛躍とは違い、人間の思考は論理的な展開を見せない、ということをそのまま歌詞にしてしまっている。意図した飛躍ではなく、意図しない飛躍を意図して書いている。

今ではこうしてロシア文学を嗜むこともできる
最近で一番のガンダーラ

何ができないのか?何が大丈夫なのか?どうして急に落ち着いたのか?何がめちゃくちゃすごいのか?全く説明はなされない。いや、省かれている。ひとりの人間の思考の中に、それらは入ってこないからだ。

ガンダーラがどういう意味を持っているのかはまだ、良くわかってない。