絶賛檸檬症候群がここにもあてはまるかもしれないという一抹の不安は杞憂であった。
マリオだったら最後の方であるアルティメットパーティー7-1から、実に二年半ぶりのライブハウス。
私をライブハウスに向かわせてくれたのはスカート・ミツメ・トリプルファイヤーというインディー三銃士の企画、「月光密造の夜」(ネーミングセンスがまず神)。
こんな文体は早速やめますが。
O eastは初めて行ったんですけど、二階席とかあるんだなあ。うわあ広いなあ。とかそんなところまで感動してた。
いやあ、やっぱり、爆音を浴びるというのはいいものでした。
バスドラがからだ全身に響いていく感覚とか、私の感受性が暴走して泣くところでしたよ。
フロントマンがMCやって会場が笑って音楽にフロアが湧き上がる。
そういう感覚はやっぱり画面越しでは得られない。
それでも、声をそんなに出せないという寂しさはまだ残っている。
それでも、できるようになって、来られるようになって、本当によかったと思った。
※以下、トリプルファイヤーのことしか書きません。
セットリスト
面白いパーティー
お酒を飲むと楽しいね
諦めない人
本物のキーホルダー
Jimi Hendrix Experience
人生を変える言葉
バー
相席屋に行きたい
ギフテッド
MC面白かった言葉。
「これはもうパーティーと言ってもいいのでは」
「人間に当たりも外れもないので」
面白いパーティー
「面白いパーティーだ!!!!」ってテンションあがってたら満を持してフロントマンが手を振りながらやってきた。
久しぶりに聴いたんだけど面白すぎるんだよなこの曲……。
トリプルファイヤーを生で浴びながらニヤニヤしてしまうやつも、二年半ぶりということになります。
「面白いパーティー」って曲名の意味する「面白さ」とは別の面白さがこの曲にはある。それが面白さを増幅させている。
「楽しい〜」を伸ばしすぎてて笑うしかないやろ、だった。
諦めない人
「限界を決めた瞬間にそこが限界になる」
のギターとボーカルが合わさるところ、前に聞いた時よりすごくよくなっていた。まさに合わさってるという言葉がぴったりで、気持ちよかった。
本物のキーホルダー
アレンジが効きまくっていて「お?なんだ?これは」って思ってた。
この曲も歌詞がすごいよなと思う。4コマ漫画的な落とし方。
「〇〇でいま一番読まれている」とかそういう、定型文句の無意味さを本当に無意味にしてしまう。
定型文句とか擦られた言葉の使い方が本当にすごいと思う。
人生を変える言葉
ギターソロ、あまりのかっこよさに笑ってしまった。
鳥居さんがぎゅいんぎゅいんのギターソロを弾いているのを聴く喜びというものがある…。
相席屋に行きたい
長いイントロ本当かっこよくて好き。最高。
初めて聞いた時は、カッケェ曲に面白いこと連呼してるの最高峰じゃんくらいにしか思っていなかったんだが、今日聴いて違う視点から見ていた。
この曲の魅力は、「人生は何かをなすにはあまりにも短い」といった大それたクリシェを言いながら「相席屋に行きたい」としょうもないことを言う落差を面白がるだけでは終わらない!
「あんなに楽しいことはほかにはない」
「あんなにわくわくすることはなくなった」
悲痛な叫びに聞こえてしまったのは私の精神状態のせいだろうか?
「何時間も何時間も何時間もいたい」
そこまで執着するほどこの曲の主体には、それ以外のなにもかもが、空虚である。彼を誰が責められるだろうか。
このテーマで小説も映画も一本できてしまう。
人には人の相席屋がある……。
それを短い曲の中で、しかもリフレインを多用しながら伝えてしまう物凄い曲だなと踊りながら思っていた。
ギフテッド
やっぱり「親父の趣味でリビングにいつもジャズが流れていた」が妙に面白い。
ここだけ親父の話してるのが滑稽に映るんだよな。
諦めない人と対比されるような主体だな、と思う。
「ギフトは俺らの手の中」
のとこ、まじでトリプルファイヤーと重なってかっこよさが飽和していた。
おわり
スカートのアンコールで鳥居さんが出てきてテンションが上がった。
「最高だったね!!」
って言われてぶんぶん頷いてるだけで(マイクないし)困り照れみたいに見えていましたが、私も最高でしたよ!!の気持ちだった。
追記
にしても、これを音源で聴こうと思ったら
面白いパーティー
ジミヘン
本物のキーホルダー
しかないうえ、音源と全く違うわけですから実質トリプルファイヤーの音楽はライブでしか聴けないです。
ジミヘンなんて本当に、ボーカルの言葉の載せ方が比べ物にならないほどライブは気持ちいいのです。