アイスクリームと獅子

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最近のもろもろ

最近辞書とかまた引くようになって、やっぱ辞書っていいなあとか思ってる。辞書を引くときにしか味わえない気持ちよさがある。
どうして大学時代のプリントとか教科書捨ててんねんと過去の自分に怒っていた。
まあ多分、文学に対する執着を手放す意味でも捨てることにしたんでしょうね。わかるけど。でも距離を置いてみたらふっとやりたくなったりするもんなんだよ。
国語便覧すらないことに愕然としていたけど、実家の捨てる本に積まれているらしくてギリセーフだった。

大学の時やった本居宣長のてにをは紐鏡っていう資料のプリント、長くてノリとハサミでくっつけたプリントなんだけど、そんなんも捨ててて何してんねんと思う。
絶対そんなん後から振り返ってたまに眺めるだけで興奮できるのに。
と思って院生の友達に持ってるかきいたらあった、って画像付きで返信きて爆笑してた。懐かしすぎる。コピーしてもらうことにした。
久しぶりに連絡きたと思ったらてにをは紐鏡持ってるか?って急に言われる友達の身になれよ。

漢文の教科書やプリントも捨ててんだよなあ。絶対今見返して訓点つけるだけでも楽しいのに…。愚かだよほんと。
漢辞海は取っておいてるのえらい。後なぜか一度も読んだことのない文体史の本があった。謎。それから古典文法総覧はある。それを残しているのにどうして日本語文法の方は捨てたのか。判断基準が謎。


最近食べたもの。

相席食堂
ハライチの安定さもさることながら、ももにたいする「昔の俺らににとらんか?」「まだこいつら普通の兄ちゃんやな」「四年目やもんなごめんごめん」という大悟によるちょっと待てぃの秀逸さ、さらにロコディの若手とは思えない二人らしいロケに大満足した。
去年のおいでやすこがと見取り図の印象が強すぎて、すげえなって思ったよね。


バクマン。と魔女見習いをさがして
どっちもただただ面白かった。
バクマン。は何といっても神木隆之介のナレーションの声の良さ!!!そして漫画のコマが映像として動くシーン。ジャンプの名シーン。主人公二人が書く漫画。私漫画描き系の物語に弱いかもしれない。
それから編集者を演じる山田孝之のさりげなくも熱さを感じさせる演技。
魔女見習い、お父さんに会いにいってからのくだりでずっと泣いていた。


ここに来るまで忘れてた刊行イベント、買った。サイン入り本付きの方。楽しみ。
ワンマンやるらしいけど月曜かあってなってる。多分行かない。行きたいけど。アルバムはいつなんだ。


ずっと正月、買って見た。
みなさんがすごく面白いと言っていたので期待値が上がりすぎてしまったんだけど、でもちゃんと面白かったです。
『今夜、笑いの数を数えましょう』で、芸人は笑いを速く数取ることに力を入れてしまうけど演劇はそうじゃないみたいな話があったんだけど、この公演はそのちょうど真ん中のような気がした。
翔平がハロウィンのシールを張りながら自分とさくらちゃんとの間に何が起きているのか説明するシーンが一番笑ったし超好きだった。


サイダーのように言葉が湧き上がる、見た。
俳句モチーフを使ったストレートなサマーボーイミーツガール。では俳句以外はありきたりなのかというとそういうわけでもない。けど俳句というモチーフが十全に生きているかと言われるとそういうわけでもない。
正直ラストもそれまでも物語として刺さる部分はなかったけど、アニメーションがすごくビビッドで、外国の街づくりゲームみたいな感じだったのが面白かった。
町中に俳句がタギングされていくっていうのも面白い。


最近よかったボカロ。
youtu.be
音よ。声の歪み方とかもそうだけど、後ろで流れてる効果音みたいな、一歩間違えたら不快な音。
あとMVに引き込まれてしまう。曲調がひっきりなしに変わって飽きないけど確かに一曲。


youtu.be
v flowerだーってなる冒頭。
ポエトリーぽいところとメロディアスのところのメリハリが心地いい。
最初の雨音とか、途中のDJぽい間奏(語彙)も好き。


youtu.be
イントロに感じる懐かしさなんだろうこれ。そっから静かに入ってくる声。
独特のグルーヴ。


youtu.be
いいよね!?ボカロ曲好きならわかってくれるはず。
こういうさわやかな勢いに乗せて初音ミクが歌う理由を歌うやつです。そういうジャンルです。


あと、レオニードの曲の中で一番好きと言ってもいい流星のパルスが上がってたから聴いた。ボカロはレンくんなんやなあ、へぇ。と思って聴いたんだが、私が聴いた鏡音レン史上最強の調教だった。鏡音レンのクセがすごく丸くなってて言葉がちゃんと聞こえる。零れ落ちたなにげない」のさいごの「なぁ~い」って伸ばすところとか、なめらかすぎる。
そしてなんと言ってもサビのがなり。鏡音レンががなっとる…控えめに言ってよすぎる。

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でLunaさんの曲繋がりでもう一曲

youtu.be
サビの言葉のつなぎ方、盛り上がりがとてもすき。そして歌詞もよい。合ってる。

ねぇもしも心が恐れとか痛みを知らなかったら
今すぐこの場所を蹴って向こうまで飛べるはずなのに

こういうストレートに訴えてくる歌詞が実はかなり好き。もちろん曲とボカロの良さあってのことですが。
一番のAメロ、「凍える風が吹くらしいんだ」から、母音を残しつつ「置いてけぼり」に入っていくところの調教。

ていうかほんと、プロセカ始めてからというもののボカロ曲をよくまた聴くようになったんだけど、歌詞の聞き取りやすさがどの曲も昔とは段違いで驚く。


最近は自分が何をやっていきたいのかってことばかり考えている。むやみやたらに短歌を作ったり文章を書いたりするのではなく、自分がやりたいこと、できることってなんなのか。創作だけではなく。
それって結局、自分の幸せってものについて考えているんじゃないかなって思う。
恋愛や結婚や家族というものについて考えては心が冷えていくのを感じるけれど、私の幸せはじゃあなんなのかって言われても、何も答えられない。考えていきたいと思う。幸せになりてえじゃん?