自作の短歌を整理していて、どこにも出せそうにないけどそれなりにスキだな、と思った短歌を供養します。
読んでくれたら嬉しいです。
ゆっくりと心中してることにして先生のタバコの煙を許す
白い吐息傘を忘れて恋の歌わたしはわたしのことを知らない
TVの好きな面だけ見ていたよきみは人形みたく綺麗だ
きみの目に溢れる青が痛かったまつげも青く染まっていった
黒ヤギが書き散らかしたポエジーを白ヤギさんたら読まずに食べた
カーテンが半分開いていて朝に私が存在していた証
神様は乗り越えられない悲しみを与えることはありません で?
そりゃ怒っていいんだよって言われててそうか怒っていいものなのか
駅弁のお米硬くて硬さすら愛してしまうみたいな夏だ
放課後にやるトランプの面白さほどのことはもうなくなった
罫線を下に敷かずに書いてみるその方が気持ちよく書けるから