アイスクリームと獅子

気にしないでください

7/23 セブンルール 立川こはる

男社会の中で生きてゆく。
女には落語は向いていないと言われながらも、原稿用紙40枚以上に想いをしたためて談春の弟子になった立川こはるのセブンルール。

女性とか男性とか、日本人とかアメリカ人とか、そういうアイデンティティで評価される世の中に疑問を呈されるような世の中になってきたという感覚は確かにある。

だが、まだまだ発展途上だ。おそらく私がこれから立ち向かっていかなければならない就活も、スーツを着てスカートを履いてストッキングを履いてパンプスを履き、化粧をして面接に向かうのが普通のやり方なのだろうし。

落語とかそういう世界の中で生きることを決めるってどれだけ大変なのだろうかと思う。
談志に「坊や、口調はいい、そのままでいい」と言われた時の気持ちはきっと、嬉しいとかそういう話じゃなかったんだろうなと思った。

最後に、本谷さんと若林さんが言っていた言葉が印象的だった。

本谷 ここまで女性を無くしていかないと落語が面白くならないっていうのは……。ちょっと……。もう落語家っていう生き物になってるから。女性だから注目されてるとかじゃなくて、実力がある。

若林 男だ女だじゃなくて立川こはるっていう人のVTRでしたね。

アイデンティティで評価されたくない、というなら、自分という人間で評価されたいというなら、自分に絶対的な実力がないといけないのだと思った。
だがそれがなければ、自分をアイデンティティで見られることを甘んじないといけないのだろうか。