アイスクリームと獅子

美しいものが好きです

もはや世界の肯定じゃないか。

東京03のコントが好き。

コントより断然漫才が好きで、むしろ
「コントってあんまり好きじゃないんだよなあ、よくわからないし。難しい」
と思っている私だが、東京03だけは好き(厳密に言えば、だけではないのだが)。

こんなの、東京03が好きな人なら誰でも言ってるだろうけど、リアルなんだよね。
超長尺の、超長尺でなければ伝わらない「あるあるネタ」。
端的な言葉では伝わらないことっていっぱいあるじゃん。
人間関係のギクシャク感とか、建前と本音とか、もーうすんごいめんどくさいことが世の中にはたっくさんあるじゃないですか。
そういうのを笑いのネタにしてしまう。

ボケとツッコミが明確に分かれていないどころか、突っ込まれる側が1つのコントの中でぐるぐると巡っていく構成。誰でも笑われる側になりうる。見ている側をヒヤリとさせる。

笑われる側の役が自分に近かったり、見たことのある人に見えたりして、「リアルすぎて笑うに笑えない」という感覚になりかける。だが、私たちはそれがお笑いのステージで行われていることを知っている。
彼らは時にそれを忘れさせてしまうような演技力の高さを持っているのだけど、それでも、やっぱり虚構の中のリアルであることを私たちは理解している。
笑っていいのである。なぜならお笑いのステージ上で行われていることなのだから。

気まずさもめんどくささも嘘も本音も全部、笑い飛ばせる強さをくれるような気がするのだ。