アイスクリームと獅子

美しいものと美しくないもの

ナナメの夕暮れ 感想 二周目


この記事を書いた後すぐに、もう一度読んだ。
感想を書きながら。
共感が限界突破しまくって、ルーズリーフ裏表10枚分の感想が出来上がったが、全てを公開するのは恥ずかしくもあるので、何を書こうかなと今迷い中。


私は、前作と前前作を、今年の3月に読んでいる。
それを読んで救われた話はすでにした。


私は、「自分は若林さんと同じだ」と思った。
半分も歳の違う人間だ、若林さんがもしこのブログを見たら(見るわけないのだが)「生意気だな」くらいは思われそう。
もちろんもちろん、違うのだ。私と若林さんは。歳も違うし性別も違うし境遇も違うし、何より、私はこんなに言葉をうまく使えない。
だけど、読めば読むほど、この人は私と同じだと思わずにはいられない。

前二作を読んだ後、自分が救われたことが信じられなくて、ブログを書いたあと2週間は落ち着かなかった。すぐに若林さんに手紙を出した(この行動には自分でもびっくりした)。
何度も本当に救われたのかどうか?なぜ救われたように感じたか?若林さんが書いていることのどこが自分と同じなのか?など、数ヶ月にわたって内省しまくった。書き出した。自分の思ってることを言語化しないと気が済まないたちだ。

自分探し……そう、多分そう。自分をわかりたかった私は、チャンスだと思ったのだ。若林さんと自分を相対化すれば、私という人間を解明することができるかもしれない!(ここもまえがきと同じじゃないか!)


内省の結果、「自分の価値観で生きていいんだ」とか、「ポジティブにならなくてもいいんだ」とか、「周りのことをナナメに見るのをやめよう」と思った。
そして実際そう思うことで、周りと自分を肯定していこうと思うことで、生き辛さはどんどん減っていった。
若さんが言いたかったのは、きっとそういうことなんじゃないかな?とまで思った。

そして今作である。
私は信頼しきっていた。この人は私と同じだと。
だから前作のような雷に打たれるような衝撃はなかった。(「なぜ、こんなに怖いのか」の最後の一文とか、他にも胸にずしんとくるところはあったけど。)だって、全編「だよねぇ」ベースで読んでいたのだから。(生意気ですね、本当に)
何回も書いちゃってるけど、「共感」とか「えぐられる」とか「突き刺さる」とか、そういうんじゃなかったんだ。言うなれば自分の思考が違う人の言葉で再構成されてるみたいだった。
だから読んでてものすっごい疲れたし体力要ったし、手はずっと震えてたしでも思考を追うのはやめられないし。

そして、私が前回した内省と結論の答え合わせをしているような感覚になった。
「自分の正解」、「ナナメの殺し方」なんかはもう、私が内省していたこととまるで同じだと思った。
ああ、私が前作で感じたことは、間違ってなかったんだなって。


私が1番言いたかったのはこういうことだったのだろうか……。違うような気もする。
うーん。まぁいいわ。
もう一回、社会人大学を読もう。