アイスクリームと獅子

美しいものと美しくないもの

映画 恋は雨上がりのように 感想



なにせ音楽が良い。


音楽を聴くためにもう一度観に行ってもいいくらい(サウンドトラックを買えばいいのでは)。


オープニングで現れる「神聖かまってちゃん」「忘れらんねぇよ」「スカート」といったそうそうたるメンバーに納得。
ここの曲はポルカドットスティングレイ。


そしてこのオープニングがまた良い。
風を切るように走る主人公。
綺麗なフォントと縦書きのクレジット。その周りに現れては消える白い波紋。
めちゃくちゃ好みの演出だった。





ただの年の差恋愛ものじゃなかった。
あらゆる光りを集めて詰め込んだものを「みてごらん」って言われたような優しい作品。
コメディ要素も程よくて飽きなかった。

恋、片思い、夢、友情、生き様、家族愛、部活動、夏祭り、浴衣、デート。






ただ、だから、それぞれの密度はあんまり高くない。
もっと、なぜあきらが店長を好きになったのかとか、みずきの気持ちとか、そういうものがもっともっと繊細に描かれていたら、もっとぐっと来ただろうなぁって思った。
でもそれをしたら、いろんなものを詰め込んだバランスが悪くなっちゃうかな。




でも、だから、観た人の数だけ響くものがある作品だと思った。