いやぁ、いいドラマだったなぁ。
というしみじみ。
終わりが爽やか。晴れやかな気持ち。
なんか、リアルだなぁってところどころ思いながら見てた。ついこないだまで高校生だった身として。
ハッピーエンドで予定調和的に終わるのあんまり好きじゃないけど、今回はなんかこれでよかったなって感じ。
先生のドラマではなくて、学校のドラマだなって思う。それなら、こういう終わり方で正解なんじゃないかな。
特にね、もうね、5話。
学校説明会。今までなんの考えもなしに生活してきた生徒たちが、蒼井優クラス中心にして、自主的になっていく、主体的に。
リアルすぎるよこれ、私は思う。偏差値40くらいの高校がこんなこと有り得ない、と思う人もいるかもしれないけど、私はこれこそありえると思う。
学生の力ってめちゃくちゃだ。
誰かが動き出したら、そこに乗っかって乱気流みたいにどんどん強くなる。
書道パフォーマンス見ながら、ほんとにどっかの学校のドキュメンタリー見てる気分になってた。なんなら、自分の高校生活を重ねてた。
翔さんが再び映るまで、ドラマだってことを忘れていた。
そんなこんなで、最後はみんな暖かく終わるわけだけど、もう、いいなあ。
君達ができることは、もがくことだけだ
この教室で校長先生が話す時の、学年によってリボンの位置が違うのとかもリアル。
一年生みんなびしっと上まで閉めてるのとか、あるあるでしかない。
あーーーー。
反鳴海が最後「もうまたそんなこと言ってー」つってんのも、なんかもう良い。むしろ良い。
最後に加賀谷専務が出てきたのも面白い。カットで終えるのも微笑ましい。
良いドラマ見たなぁって思わせてくれた。