アイスクリームと獅子

音楽・本・映画・徒然

秋の気候が始まると苦しくなる。
私は夏が一番好き、切ないから。


秋も切ないけど、そこに苦しさが加わってくる。
あぁ、夏がいない。
うだるようなあの暑さが消えてしまった。


あの苦しさの正体はなんなんだろう。


春も切ないけど、春はなんだか希望みたいなもので満たされて泣きそうになる。
夏はただただ切ない。蝉が鳴くたくさんの木の下を歩くと、雨の音を聴いているようで落ち着く。
ギリシャ語にはペトリコールなんていう素敵な言葉があるらしいけど、日本の蝉時雨だってなかなか美しいと思わないかい。


だけど秋はなぜか苦しい。
風が涼しくもなく暑くもなくて、嗚咽が漏れそうになる。


なんなんだろう。
何か、切なくて儚い思い出を思い出しているような感覚になる。