アイスクリームと獅子

音楽・本・映画・徒然

あの日と同じように

一人きり部屋の隅で生まれた情熱が
あの日と同じように あの日と同じように


andymoriの「ユートピア」と言う曲の一節。
3つ目のアルバム、「革命」に収録されている。

andymoriといったら、私は何より1stと2ndのあの凄まじく尖った感じがとてつもなく好きなんだけど、最近この「革命」と言うアルバムが素晴らしく素晴らしいということに気づいた。

で、その中の「ユートピア」という曲について思うことがあるので書きたい。




終始、「バンドを組んでいるんだ 素晴らしいバンドなんだ みんなに聴いてほしいんだ バンドを組んでいるんだ」という小山田じゃなきゃ歌えそうもないようなことを歌う。

自分が一人きりで作った曲が、バンドで演奏すると、あの日と同じように情熱が戻ってくる。
それが素晴らしいんだって小山田は歌ってるんです、たぶん。



これって、すごくわかる。




例えば自分が書いた文章があって、ずっと先に読み返してみると、なんでこんなこと書いたんだっけとはならないまでも、そのときに感じていた情熱とか昂りみたいなものって、あんまり思い出せない。


それが、彼の場合は、バンドで演奏することによって、あの日と同じように、あの日と同じように蘇るってわけです。

でこの二回繰り返される「あの日と同じように」がすごく重要だなって思って。

高校の時の楽しかったあの時も、中3の時の何にも代え難く思ったあの時も、もう、あの日と同じような情熱で、思い出すことなんてできない。
時間には抗えないし、自分の決断が思い出すことを邪魔したりする。




そういうときに思い出すんです。andymoriユートピアを。
あぁ、あの日と同じように思い出せたなら、それはとてもユートピアなのに、って。